開発テーマ

"X-Tech 2019” ~ Innovation for myself & by my hacks ~

最近はFinTech (Finance×Technology), EdTech (Education×Technology), MedTech(Medical×Technology) などなど,いろいろな分野と情報技術を掛け合わせた新しい分野がたくさん開拓されています.

JPHACKS2019では,学生諸君の柔らかい発想で,情報技術と面白い何かを掛け合わせて、自身の身近な問題・課題を解決するためのクリエイティブなアイデアを創出し,それをクールに形のあるものにしてくれることを期待しています.情報技術と掛け合わせる相手は何でもかまいません.例えば,過去のX-Techで受賞した例は,

などなど,学生諸君の自由でクールな発想を期待しています.

組織委員長より(江崎浩)

日本最大級の学生ハッカソンであるJPHACKSは,企業が主導する課題解決型のハッカソン,個別の大学が主導する教育型のハッカソンとは異なる新しいコンセプトの特徴ある,大学と企業の垣根を超え,かつ世界を意識したハッカソンを目指します.しかしながら,共にアイデアを洗練し実装するローカルなチームの結束・団結・協力の醸成も同時に目指すものです. 2016年度は「未来を担うイノベーターを発掘する」を基本テーマにしましたが,2018年度は「イノベーターになろう」とし,企業や大学の視点ではなく,JPHACKSの原点である「学生の視点」に回帰することにしました. 2019年のテーマは「X-Tech 2019 ~Innovation for myself & by my hacks ~」とし,自身(一人称)の問題を自身(一人称)で解決することを目指してほしいとと考えています.「Technologyを駆使してあらゆる業界にイノベーションを引き起こすことを目指すイノベーターグループを形成しましょう」. 一般のハッカソンでは具体的テーマがハッカソン会場で提示されることもありますが,JPHACKSは学生諸君に,じっくりと準備できる余裕を与えることで,より「深い」内容のアイデアや作品を生み出すことを期待します.とはいえ,2日間のHack Dayでは,それまでの準備の上に何を積み上げることができたか,どんなブレークスルーを成し遂げたか,どんなアイデアが打ち出せたかが,最も重要な評価軸となるのはもちろんです. 参加前にすでに大きな実績のあるチームと,フレッシュな感覚でイノベーションに挑戦するチームが同じ土俵に立つことで評価に不公平がないように,Hack Dayでの「伸び」を高く評価できる仕組みを用意します. そのため,JPHACKSに参加する学生諸君は,エントリ時にこれまでの研究室等での実績や研究背景に関する簡単な説明と,Hack Day参加直前の準備状況に関する進捗状況の報告を提出していただきます. スポンサー企業さまが,それぞれ独自の視点で評価されることもあり,JPHACKSの評価軸は非常に多様なものとなります. このように,JPHACKSはいわば「無差別級」の学生ハッカソンであり,学生諸君の今後の多様でイノベーティブな活躍を促進することを目標とします.また,JPHACKSに参加した学生諸君が,将来,新しいグループを創成する核となり新しい社会イノベーションを先導されることを期待しています.