審査基準&審査方法
審査基準
1. 問題着眼点・着想点
- 着想した問題が新しい
- トラディショナルな問題のとき方が面白い
2. 実行・実現可能性
- 実際に世の中で利用される可能性が高いサービス(広く使われる必要性は無い)
3. 完成度・動作性
- コンセプトで提示された機能が実装されているか
各カテゴリの採点ポイント(各カテゴリ5点を想定:15点満点)
1. 問題着眼点・着想点
- 何の問題を解いているのかが明確で,その問題の着眼点が新しいこと
- 問題自体は新しくないが,解き方が斬新,技術的に優れていること
- 採点基準
- 5点: 問題点が全く新しい
- 4点: 問題点に対するアプローチが斬新
- 3点: 問題点が明確である
- 2点: 問題点に対してなぜそうしたのか(解き方)が不明瞭
- 1点: 問題点が不明瞭
2. 実行・実現可能性
- 実際に世の中で利用される可能性が高いサービス
- サービスのスケーラビリティが高い
- 採点基準
- 5点: 投資すれば多くの想定ユーザに使ってもらえるサービスになりえる,このままサービスになる、競合に対する優位性がある
- 4点: 投資すれば多くの想定ユーザに使ってもらえるサービスになりえる,競合に対する優位性がある
- 3点: 想定ユーザに使ってもらえるサービスであり、熱意がある
- 2点: 想定ユーザに使ってもらえるサービスであるが、競合との差異があまり感じられない
- 1点: 想定ユーザが不明確である
3. 完成度・動作性
- コンセプトで提示された機能が実際に動作しているか
- 開発前との差分開発が明確で実装されているか?
- 採点基準
- 5点: コンセプトで提示された機能を審査員が触って体験できる,デモで動作する
- 3点: 動画上では正常系が動いている
- 1点: 本当に動作しているかどうかわからない
制約事項
- 事前開発は可能.ただし,事前に作った部分をメインの着想点にするのは不可.また,評価項目3からの評価対象外
- 技術の準備もOK.ただし,審査基準はあくまで問題解決に焦点が当たるため,使用した技術は評価対象外.開発の中で作った技術は大きく評価.
- 技術自身をハッカソン内で開発した場合はそれを評価する
審査方法
Hacking Sprintのオーディエンス投票
- Hacking Sprintの中でオーディエンス投票を実施(各参加学生1票+審査委員・ローカルのスポンサー・共催などのゲスト3票)
- 自分のチームは評価出来ない(無記名は無効票となります)
- プレゼンテーション内容から、審査基準にのっとって評価を実施
- あくまで今回の実装を評価する
- 動作していないものは評価対象外
Hacking Sprint後のオンライン審査
- Hacking Sprintにて提出された提出物を元に、審査委員会にてオンライン審査を実施
- 上記の審査基準とHacking Sprintでのオンライン審査の結果を元に、上位15チームを決定
Award Day
- オーディエンス投票を実施(審査委員会+組織委員会+オーディエンス)
- 発表者は投票権を持たない
- オーディエンス投票の集計により、最も票が多かったチームにBest Audience Awardを決定
- 審査委員が評価項目をもとに採点を実施
- ある一定以上の評価を得たチームをInnovator認定として表彰
- 最も点数が高かったチームをBest Hack Awardとして選出
- その他に優れていると判断されたチームを 審査委員特別賞 として選出(任意)